ありがとうといってらっしゃい

クリパも無事に千穐楽をむかえても、それでも思い出す度にどうしても胸は苦しくなるし、寂しくなるの繰り返しだったけど、やっぱり今の気持ちをどこかに文字として残しておきたいと一度決めたので頑張って書くことにしました。

この秋、関西Jrから新しいユニットができました。それはわたしが大好きで大好きで堪らなくて、ずっとずっといつまでもどこまでも笑顔で一緒にパフォーマンスをする姿を見ていきたいと願っていた8人とのお別れを意味していました。

元々公式じゃなかったけど、それでも先輩からグループ名を頂いて、番号も付けてもらって 。自分たちでメンバーカラーとか考えちゃって。みんなが自分たちの口で語る8人での夢の話を聞くのが、見るのが大好きでした。

『いつか公式に』『単独コンサートしたい』『デビューしたいね』

たくさんの夢を一緒に語っていたね。ほんとに強くてかっこよくてキラキラしていて、何より彼らが本当に楽しそうに顔を見合わせて歌って踊ってる姿が大好きだったんだ。 

わたしは正直、『何がなんでも8人でデビューしないと嫌』というまでのこだわりはないタイプの人間だったから、自担が1番楽しくて笑顔になれる場所がそこであるなら、そこで彼がやりたいことを出来ていたらいいなぁと思っていました。

彼にとってもあそこが一番好きな場所だったと今でも思ってる。仲良しの子がいて、年もみんな近くて、ずっと一緒にやってきた仲間がいて。彼がいつも日誌に必ずナンバーをいれて、他のメンバーのお話をしていて、常に『オレはここが好き』っていう気持ちをわたしたちに発信していてくれていた。

それでも、そんなだいすきな8人がいつの日からか揃わなくなってしまって。最初は『今だけ』そう思ってみていたけれど、夏になっても揃わなくて。それでも、揃わなくても、『きっと次8人で揃う時がきたらそれは今まで見たことがないくらい最高にかっこよくなっているんだろうなぁ...！』なんて、そんな未来を想像して乗り越えるしかなかった。

でもどんなに季節が過ぎても。8人が揃うことはやっぱりなくて。8人で雑誌の投票で1位を頂いてピンナップになっても、8人で一緒に個人うちわがでても、同じ高さのステージには立たせてもらえず一緒にパフォーマンスさせてもらえなかった。もはやあれはトラウマに近いなぁ笑

雑誌とか日々の小さな出来事に本当に一喜一憂して、それでもやっぱり8人が大好きだったから縋るようにまいジャニとかJrコーナーのとか繰り返し見たりしてました。

10月4日木曜日。忘れない、忘れられません。あの日の感情を。『ついに来てしまったか』という諦めの気持ちと『待ってよ』という焦り気持ち。そんなことを思ってしまう自分が嫌で嫌で仕方なくて、もう大阪になんて行きたくないなんて思いながら部屋で泣いた日もありました笑()

それでもやっぱり『会いたい』という感情はゼロになってなくて。だからきちんと自分の目で見て、感じてこようと決意をして大好きな彼らのいる大阪の地に秋も冬も足を踏み入れました。

 秋の梅芸でみんなを見た時の感情は、あれはまるで、ラムネのビー玉を外した時のようなものだったなぁと今になって思います。

 ラムネのビー玉を押した時にプシュっと泡がたくさん出てきちゃうみたいに、『LET ME GO!』を見た瞬間は、自分の中での今までの思い出とか想いがどうしようもなく涙として溢れてきてしまったけど、ラムネも少し経てば中から泡が出てこなくなりラムネそのものを美味しく飲むことが出来るみたいに。その後のなにわ男子の姿を見ることが出来たのを覚えています。

だめだめなおたくだから、ステージで目線が合わないこととか、別々の衣装を着ていることとか、不意打ちでくっついて出てこられた時とか、裏では一緒にわちゃわちゃくっついてちょっかい出し合ってるお話とか聞いたりしたら、どうしても泣いちゃうけど。まだしばらくはマスピだってHairだって。何一つ見ることが出来ないけどそこはごめんね。もう少しだけわたしに時間をください。

でもね。なにわ男子かっこよかったよ。本当にかっこよかったよ。かっこいいよりかわいいかな？笑『なにわLucky boy』いい曲だね。素敵な曲をいただいたね。大事にしていこうね。好きだよ。でも君たちは決してタダの『Lucky boy』なんかじゃないんだからね。胸張って、自信もって、かけ上がろうね、スーパーヒーローくんたち。

7人みんな頑張って欲しいけど、やっぱり2人はちょっと特別だから。これからは今までよりちょっぴり遠くからだけど見守らせてください。もし、もしちょっとそこで走り続けすぎて疲れちゃった時はいつも見ているのとは反対の隣を見てください。きっと、6人が、ほかのみんなが、君たちに負けないくらいのスピードで一緒に走っているから。

関西ジャニーズJrは家族みたいなものだから。みんなみんなあったかい家族だから。離れてても、違っていても、家族だから。

困ったり、息抜きしたいなって思った時は、キツネ顔のオネエに愛あるキツめのイジリをしに来たり、ダンスめっちゃ上手いのにポンコツエピが絶えない彼を見たり、目印の彼と一緒にネタを考えたり、ちょっと滑舌が悪くて振り覚えが早い彼にダンスを教えてもらったり、ちっちゃくて声が高い彼をいじったり、何しても怒らないラーメン好きな彼を怒らせる挑戦をしてみたり。そんな変わらない君たちのお話を聞けることが今はなによりも楽しみです。

やっぱり全然まとまらなかったなぁ笑このままだと迷走しそうだからここで。

ありったけの      『ありがとう』と

寂しいけど          『さようなら』を。

そして2人には     『いってらっしゃい』と。

でも        『負けへんで』   だからね。

 君たちにしあわせな未来がありますように。